笑顔でいなきゃ、なんて思わなくていい。
こんばんは、ぽん子です。
私が周りの人によく言われるのは、「あなたは笑顔でいるのが1番いいよ」という言葉。
この言葉に、何度も励まされたけれど、それと同じくらい、辛い思いもした。
いつも笑顔で、誰とでも仲良く、明るく、楽しく仕事をしていた私。
大変なことがあっても、大丈夫!って笑顔で乗り切ってきた。
でも、だんだん笑えなくなって、涙ばっかり見せてしまっていた時。
「笑顔のほうがいいよ!」
という言葉が、嬉しいという気持ちを超えて、
「いまの私じゃダメなんだ…」
「笑いたいのに、笑えなくて辛いんだよ…」
と悲観的になってしまい、ますますプレッシャーや罪悪感を感じる言葉になってしまっていた。
うつなんて気の持ちよう。
そう思っている人が多いのは、悲しいけど、事実だと思う。
だから、泣いてないで笑ったほうがいいよ、とか、明るく考えようよ!とか、笑顔でいれば自然と元気になれるよ、なんて言葉をかけられる。
その人たちに悪意はないし、むしろ応援してくれて、私のことを想ってくれているのはすごく伝わる。
伝わるからこそ、それに応えられない自分が嫌になった。
したいけど、できない。
それをわかってほしい。
でも、こんなに元気付けてくれるのに
なんで私はできないんだろう。
辛かった。
温かい言葉をかけられる度に、
素直に受け取れない自分がみじめになって
余計に辛かった。
ただ、ある人の言葉に私は救われた。
「笑顔でいなきゃ、なんて思わなくていい。」
今のままで、あなたは十分素敵な人だよ。
笑ってたって泣いてたって、あなたはあなた。
楽しいときも辛いときもある。
それが人間だし、今つらいのは、あなたの人生に必要なこと。偶然じゃなくて、必然なんだよ。
だから大丈夫。どんな自分も、受け入れてあげて。
…私は、なんで自分ばかりなのとか、私はダメなやつなんだとか、半ば自分自身のことを諦めてしまっていたのかもしれない。
どうせこうなんだ、と。
でも、その人の言葉で、私は私の今の状態を受け入れることが出来たし、このまま、ありのままの自分を愛してあげたらいいんだなってことがわかった。
またある人だが、こんなことも言ってくれた。
いつも笑顔でいなきゃとか無理する必要は全くないけど、でも、あなたが笑ってくれると、私も明るい気持ちになれるよ。と。
笑ってなくちゃ、明るくしなくちゃ、って自分をごまかして鼓舞して振る舞うんじゃなくて、ありのままの自分を信じて、正直であること。
そんな私の笑顔で、相手を少しでも励ませたら嬉しいなぁ。
そんな風に変わっていった。
こうしなきゃ、こうあるべきだ、って思ってるうちは、苦しくて息が詰まっていたけれど
どんな自分でも受け入れてくれる人がいるんだ、っていう安心感で、心が満たされていった。
無理をすることに慣れてしまって、自分のこともよくわからなくなってた私に、いいんだよ。って言ってくれた人たちに、ありがとうっていいたいな。